摂食障害の症状が続くと、本当は自分はこんなことしたいわけじゃないのにって思ってしまいます。本当の自分はこんなにもたくさん食べたいわけじゃないのに。好きでこんなにたくさん食べて吐いているわけじゃないのにって思います。でも食べたい。自分はだめだ。ってよく考えてしまいます。
でも自分はだめなやつだって自分を責めてもどうしょうもないのです。
病院に行ったとき、どんなことがあっても自分を責めないように。自分を否定しちゃだめだよって言われました。摂食障害の人は拒食であっても過食であっても何らかの形で自分を責めているものです。普通に食べれない自分を責めたり、過食を止めれない自分を責めたり。親が心配しているのにどうにもできない自分を責めたり。でも自分を責めても障害にしかならないのです。それが病気なのですから。
摂食障害は病気なのです。病気の症状で食べれなかったり、過食嘔吐してしまったりしているのです。本人だって好きこのんでなっているわけじゃないんです。つらくてくるしいのにやめれないのです。
自分を責めて症状が良くなったり病気が治るのなら自分を責めたらいいと思うけれど、自分を責めても悪くなるだけだよってよく母に言われます。それより、今の(症状がある)期間を短くできるように気にしない方がいいよって。
食べてしまう自分を責めてしまうと、自分を責める気持ちが過食のエネルギーになってしまったりします。自分を責めても満たされる気持ちにはならないし、自分はだめなんだって自己肯定感は低くなるし、自信を失ってしまうし、無力感が強くなってしまいます。デメリットばかりです。自分を責めないようにって思っていてもそれが出来なくて自分を責めてしまったりってこともあります。
責めてしまうのではなくて自分を認めてあげることが大切だと思っています。私が向き合うのは他の誰でもなく「私」です。私を認めてあげるのです。出来なくても「それが今の私」。受け入れてあげるのです。完璧じゃなくていいのです。
私もなかなか難しいですが、自分のことは自分で面倒をみないと、自分でかわいがってあげないとって思っています。先生に症状を変えようと思っても気持ちが変わらなければ変わらないって、気持ちが変わるのが先って言われたことがあります。症状がでても、それは病気だから。風邪をひいたときに咳をしないように、熱を出さないようにって言われてもできないのと一緒で病気だからそれが症状なのです。
自分を責めていても悲しくなるだけ。それより、今の辛い期間を短くして早く元気になれるように気にしないで過ごしたいものです。
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